名刺の歴史からみる使い方と効果

名刺イメージ

現在、ビジネスシーンでなくてはならない名刺ではありますが、その起源をしっかりと認識している人は数少ないでしょう。

その歴史は、中国の中にあります。
2千年前に、高官に対して取次を頼むために、竹に自分の名前を書いて渡したものが、期限の一つだといわれています。
この時代、文字が読め、書けるということは、官吏試験を受けるうえでは最低限の能力でした。
それを、行動として示すわけですから、非常に大きな意味を持っていたといえるでしょう。
まだ紙が発明される前の時代ですから、竹には鋭利なもので削って入れていたといわれています。
この行為が、刻み付けるという名刺の刺の文字になっているのではないかというのも、この起源を裏付けているものの一つともいえるでしょう。

もう一つ起源とされている歴史が、唐の時代にあります。
訪問した先が不在だったときに、名前を書いた木の札や竹の札を玄関にさしてきたというものです。

名刺の名前の通り、名を刺すのですから、これも歴史の中にある正しい事実なのでしょう。

発見されたものとして最古のものは、三国志の時代の呉の武将、朱然の墓から見つかった竹の札です。
朱然は249年に亡くなったことがわかっていますので、この名刺が現在のもののように使われていたのであれば、2千年前から使われていた可能性は高いといえるでしょう。

日本の歴史を見てみると、江戸時代には訪問した先が不在の時に、訪れたことを知らせることに使っていたものが、現在の名刺に近いのではないかといわれています。
使い方としては、幕末から明治にかけて始まったともいわれ、かの坂本龍馬に至っては自分の写真を名刺のように使っていたともいわれているのです。

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